IRIScan Express 4 レビュー

2019 年 7 月にここでレビューした IRIScan Executive 4 の兄弟 (そして 30 ドル安い) である 139 ドルの IRIScan Express 4 は、魅力的な手差しポータブル ドキュメント スキャナーです。 このエントリー レベルのデバイスは、一度にドキュメントの片面をスキャンし (片面スキャン)、レシート、請求書、ビジネス カード、ID カード、クレジット カードなどの小さなドキュメントをキャプチャする場合に適しています。 IRIS (キヤノンの子会社) にとって残念なことに、Express 4 は多くの競合他社の中で目立つものではありません。いつでも購入でき、よりよく構築され、動作が速く、手頃な価格のポータブル スキャナがたくさん見つかります。 ただし、外出先でさまざまなアイテムや 1 ページまたは 2 ページのドキュメントをスキャンする必要がある場合は、IRIScan Express 4 が最適な選択肢になります。

Express 4 の詳細に入る前に、ポータブル スキャナには基本的に 2 種類あることを指摘しておく必要があります。1 つは一度に 1 ページずつ給紙するこのスキャナのような 1 枚シート デバイス、もう 1 つは自動ドキュメント フィーダ (ADF) を備えたシートフィード マシンです。手動介入なしで 10 ～ 20 ページの文書をスキャンできます。 後者の 2 つの優れた例は、エディターズ チョイス賞を受賞したエプソンの WorkForce ES-300W ポータブル ワイヤレス両面ドキュメント スキャナと富士通の ScanSnap iX1300 です。

現在の IRIScan のようなポータブル シングルシート スキャナに関しては、入手可能な数が目まぐるしく、Brother や Epson などの一部のベンダーが複数のバージョンを提供しており、新製品が常に登場しています。

IRIScan Express 4 の話に戻りますが、サイズは 1.3 x 11.4 x 2 インチ (HWD) で、重さは 1 ポンド弱です。 これらの仕様は、兄弟の Executive 4 だけでなく、Brother DSmobile DS-940DW、Epson DS-80W ワイヤレス ポータブル スキャナー、Epson WorkForce ES-60W (後者の 3 つはすべて PCMag のお気に入り) を含む、この種のデバイスではかなり一般的なものです。

ほとんどのポータブル スキャナと同様に、Express 4 にはオンボード コントロールがほとんどなく、デバイス自体から直接スキャンを実行するためのデスクトップ スキャナ スタイルのコントロール パネルはありません。 実際、下の画像でわかるように、コントロールといえば電源ボタンだけです。 入力スロットの長さに沿って定規のようなマークも確認できます。 これらは、さまざまなサイズの文書や写真をスキャナーに挿入するときにどこに並べるかを示します。 ここで詳しく見てみましょう...

このスキャナは、名刺 (2.2 x 3.5 インチ) から A4 またはレター サイズのメディアまでの範囲のドキュメント サイズと最大 1,200 dpi の解像度をサポートします。 接続は USB ケーブルに限定されます (Wi-Fi または Bluetooth はサポートされません)。 USB ポートは、デバイスの背面にあるケンジントン スタイルのセキュリティ ロック スロットに接続されています。 USBポートは下の画像の右側にあります。

IRIScan は、名刺、写真、プラスチックまたはラミネートカード (エンボス加工されたものを含む)、および厚さ 0.8 mm までのレシートを処理できます。 最大 28 ポンドの重さの用紙を受け入れます。

Executive 4 は 1 日あたり 100 回のスキャンと評価されていますが、Express 4 の 1 日あたりのデューティ サイクルや推奨最大値は見つかりませんでした。新しいポータブル スキャナは、前モデルと同様に厳密に軽量のデバイスであると考えて間違いありません。

フロント パネルのコントロールがないスキャナーは、完全にソフトウェア (この場合はダウンロード可能な Readiris および Cardiris アプリ) によって操作されるように設計されています。 前者はスキャナ インターフェイスと文書管理プログラムを組み合わせたもので、後者はその名の通り、名刺のスキャンと連絡先の管理とアーカイブのためのプログラムです。

Readiris を使用すると、いくつかの事前設定されたワークフロー プロファイルまたはショートカットにアクセスできるほか、独自のワークフロー プロファイルやショートカットを定義、作成、編集することもできます。 このプログラムは光学式文字認識 (OCR) 機能を備えており、スキャンした文書を 138 もの言語で検索または編集可能なテキストに変換できます。

このアプリは、カスタム ファイル名をサポートし、単一および複数ページの PDF、JPEG、GIF、BMP、PNG、TIFF、マルチ TIFF、RTF、プレーン テキスト、Microsoft 365 DOC などのさまざまなファイル形式で保存する機能をサポートしています。 XLS、XPS、XLSX、PPTX、および HTML。

Readiris は、スキャナーおよびドキュメント管理ユーティリティとして、確かに堅牢な PDF 編集およびアーカイブ機能を提供します。 インデックス付き PDF オプションを使用すると、キーワードや検索語を使用してドキュメントを作成できます。 いくつかの異なるオーディオ形式にエクスポートして、スキャンを読み上げることもできます。